大白川温泉

2007年10月11日


岐阜県の世界遺産・白川郷に入る途中に平瀬温泉がある。
白山の麓にある温泉である。
その昔には、銭湯のような温泉場があったが、今もあるのだろうか。
平瀬温泉も良い温泉なのだが、そこから一時間半くらい白山を登っていった所に「大白川温泉」がある。
平瀬温泉からの山中の道程は、険しい崖の上にある細い道をクネクネと登らねばならない。
対向車など来たならばすれ違いが出来るかどうか、はなはだ疑問も残る、それは危険な山道だった。
幸い対向車など来る事も無く、その山道を走っていったのであるが、所々に見える景色は最高で原始の風景でもあるかのようなブナの林は壮観だった。
大白川温泉に到着する寸前にキャンプ場がある。
あまり知られていないキャンプ場だと思うのだが、そこの近くにあるブナの林は圧巻だった。
大の大人が3人くらいが手をつないでも回せきれないくらいの太いブナの樹木が何本も乱立し、それは人の心を揺さぶる景色だった。
その奥に大白川温泉がある。
登山道の入り口なのだろうか、山小屋風の温泉小屋は風情があり、湯船も昔のままの雰囲気だった。
その小屋の外には、新しく出来た露天風呂があった。
男女に分かれてはいるが、とりたてて塀なども無く見晴らしも抜群に良い。
とくに遠景にみえるダム湖の水の色が尋常ではない色だった。
水の色は、まったく「水色」なのである。
変な言い方だが、普通、水の色は外部の景色や岩の色や空の色によって変化する。
だがそのダム湖の水は、水彩絵の具の水色を溶かしたような、まったくの「水色」だったのだ。
水の成分なのだろうか、理由は分からないが、あのような水色の水は、それからも見たことはない。


Posted by さかいほういち at 07:57│Comments(0)TrackBack(0)温泉夜話

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